マスクの弊害

仕事柄マスクの着用を義務付けられている患者さん。
勤務中は動きっぱなしで力仕事をすることも多く、首や肩、腕や背中の筋肉は
疲労と筋肉痛でパンパンに張っている状態があたりまえ、、、
今回は、そんな過酷な労働環境におられ肩や腰周辺の痛みを訴えて来院される
ことが多い患者さんの少し変わった症状の話です。
その時も、前日の仕事で人手が足りずかなりハードだったらしく
無理をしてしまい左側の首や肩を痛めてしまった!ということで来院。
痛みを感じる場所、痛みの出る動き、反対に痛みの出ない動きなどの
確認を終え治療をと思い背中を軽くさすると…
さすっているだけにも関わらず、強い力で押されているように感じるぐらいの痛みを感じる!と
言ってこられました。本当に軽擦していただけなのに。
その痛みは背中に限らず、腕や腰回り、ふくらはぎも同様の痛みを感じると、、
このように、軽い力でも痛みを感じる人は過去にも何人かおられたので
その時に一番効果的だった部分の治療を早速はじめました。
それが、どの部分かと言いますと
【頭部・耳周辺(側頭部)・目の周り】です。
その部分の治療をした後に、さっきまで摩るだけでも痛みを感じた部分を
軽く押さえてみると・・・「痛くない!」と。
それどころか何なら気持ちがいいくらい!と変化を実感。
さっきまで痛みを感じていた部分に痛みが全て改善!!
なぜ【頭部・耳周辺(側頭部)・目の周り】の部分を治療したのかと言いますと
マスクを着用されている時間が長い!ということからで、

耳の周辺・顔・頭にはたくさんの神経が張り巡らされています。
この神経の部分が緊張状態になっていると、頭や顔、首の筋肉がこわばり硬くなります。
そうなると血流が低下し神経や筋肉に血液(栄養)が行き届かなくなるので不調をきたす
ことがあります。という考えを元にその神経を狙った治療をしました。
まとめ
今年は9月くらいから小学生や中高生のインフルエンザが流行るなど
今まででになかったことが起きていたり、コロナのワクチンだけでなく
インフルエンザや帯状疱疹のワクチンなど、コロナ禍以前よりも明らかに
ウイルスに対する警戒心が高くなっています。
その一環として「マスクの着用」を継続しておられる方がおられますが、
そうすると今回の患者さんのような症状をきたすことありますし、表情を隠すことで
表情を作るために必要な「表情筋」という筋肉の機能も低下してしまいます。
それに呼吸が浅くなることで肺活量も低下し、血管内の酸素量が減少し【自然治癒力】の
低下にも関わってきます。
なので、適時装着するようにし、なるべくは付けないでいる時間を増やしていけるように
していった方が自律神経のバランスが安定しやすくなります。