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肩の痛み、凝りに対する治療の考え方

当院で2番目に多い[肩の痛み、凝り]
その原因もさまざまで、

▶︎デスクワークで固まった姿勢が続くから
▶︎物を持ち上げたり運んだりする作業が多いから
▶︎上を向いた姿勢のままの作業が続いたから
▶︎ソファーで寝転ぶような姿勢で座っていて
▶︎緊張するような場面、ストレスを感じることが多くて

など、他にもありますが人それぞれの生活環境によって原因も異なります。

肩の痛みや凝り と聞くと、痛かったり凝っている所の筋肉や周辺の筋肉などをマッサージして硬くなった筋肉をほぐしたり
ストレッチをして筋肉を伸ばし関節の動きをスムーズにすることで痛みや凝りを改善する方法が一般的だと思います。

たしかに、患者さんとしても肩の筋肉が硬くなっているんだから、その固まっている部分をマッサージでほぐしてもらう方が気持ちいいと思いますし、ストレッチも伸ばしてもらうことで体の動きがスムーズになるので凄く良くなったように感じる方が多いと思います。

でも、それは治療とは言えないんじゃないかというのが私の考えです。
マッサージやストレッチを否定するつもりはありません。実際気持ちが良くなってそのまま気になっていた肩の痛みや凝りがスッキリ改善することだってあります。まだ治療経験が浅かった頃に私もそういう経験をしたことがあります。その場しのぎ、対症療法としては効果があるとおもいますが、治療後少し期間が開いてしまうと元の状態に戻る可能性の方が高いです。そうすると、長い目でみると改善したとは言えないと思います。

では、私はどのように考えるのか!をお伝えしたいと思います。

どのように動いたらその部分(痛くなった箇所)に負担がかかったのか?その部分に負担がかかったのは、それ以前に他の箇所をかばうような力の入れ方はしていないか、その時の周囲の環境や感情の状態はどうだったのか?などを考え、質問をしながら背景をより明確にしていくこと!が痛みの治療をしていく上では重要になります。

例えば、「物を持ち上げたり運んだりした時に痛めた」という方がいたとして、その場合どのように考えるかと言うと、

持ち上げる時はどのような姿勢だったのか、無意識にどこに力が入っていたのか、以前にどこか他の箇所を痛めたことはないか
その作業をしようとした時に何か悩み事を考えたりしてなかったか、、、などを話を聞きながら考えていきます。

痛みの原因は一つではありません。捻挫したり、どこかにぶつけたりなど、明確に原因がわかるような事があれば原因は一つですが、それ以外に痛めた時はほとんどの場合、いくつか原因は考えられます。なので話を伺いながら考えられる原因をいくつか探し出し、治療を進めていきながら、痛みのある部分には、どの箇所に対する治療が効果的なのか探し当てていきます。

このように、痛みの原因を追求し改善していくことで対症療法の時のように症状が頻繁にぶり返すようなことはなくなり、痛みのない調子のいい日が増えるようになってくるし、さらに調子が良くなると痛かったり凝っていたりしてた事も忘れるぐらいになっていきます。

小難しい話をしてしまいましたが、当院では治療に対してはこのように考えて、痛みの原因から改善していくことを心がけております。
なかなか症状がなくならない、痛みが気になって仕事がはかどらない…など悩んでおられる方は、原因追及からやっていってみるといいと思います。

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