結果を焦らない
世の中には、どれを信じていいんのか、わからないくらいに情報が溢れています。
いま自分が見ている情報が「真実なのかどうなのか」の答え合わせをするために、さらに他の情報を仕入れて
どの情報が自分に適しているのかを考えないといけません。
この作業はかなり大変ですが、抗えない時間に少しでも逆らい、少しでも長い間、若々しく健康で生きていくために
情報を収集し実行し、合わなければ変更する!というループからは逃れられないのが現実です。
ですが、このループもある程度のところで見切りをつけ“ほどほど”にしておかないと沼にハマり無限ループから抜け出せなくなります。
そういった、無限ループにハマってしまった、いわゆる健康に対する「意識高い系」の人たちが陥ってしまいがちなのが
というような、ある意味で完璧を求めすぎてしまう思考です。
かつて、アダム・スミスという人が「完璧に合理的であれば神の見えざる手に導かれて予定の調和に達する」ということを提唱しました。
ここでいう合理的を健康の話に置き換えると、
⇨日常生活で摂取する食事は食材は高品質なものにすると栄養価も高くなるので、1日に必要な栄養分を効率的に摂取することができる。
⇨普段からお酒は飲まないし、煙草だって生まれてこの方、一度たりとも吸ったことはないから、肺も肝臓も心配ない。
⇨愛すべき我が子に何不自由なく全てを与えることで子供も喜び、将来は立派な子供になってくれる。
⇨骨格の歪みを完璧に整えているから、痛みで悩むことも痺れで苦しむこともばい。
という具合に、ちゃんと正しいことをしていれば、絶対に悪くなることはない!という考え方です。
意識が高いということに関していうと決して悪いことではないです。
ただし、そこまで白黒はっきりつける必要はなくて、世の中はグラデーションでできています。
上記で記したような、「〇〇をやっているんだから絶対大丈夫」なんてものは、ありえません。
あまりにも考えが偏り固まりすぎてしまうと、最終的にどのような思考になってしまうかと言うと
▶︎「YouTubeで〇〇を食べていたら病気にならないと言っていたからずっと食べていたのに、風邪を引いたじゃないか」とか
▶︎「毎日数分〇〇をやるだけで痩せるっていうからやってるのに、全然痩せないじゃん」とか
「〇〇と言っていたから信じてやったのに、全然思い通りにならないじゃん」と落ち込んでしまうパターンが多い印象です。
いろんな知識がついてくると、世の中に「コレをやったらもう大丈夫」なんてものはないですし、
例えば、病気の話で言うと、病気になるまでには食事以外にも、さまざまな要素が体調の変化に影響しているわけで
決して何か一つが原因なんてことは考えにくいです。
そうわかっていても、人間というものは、何かしらの起こした行動に対して見返りという名の体に現れる変化(結果)が早く欲しくなる生き物です。
満足する結果を得る為の作業はとてもしんどくなってくるので、人間は「〇〇をするだけで」という面白い考え方を持ってくる。
面倒なプロセスをすっ飛ばして、この芯だけ押さえておけば最小コストで最大利益が得られるよって考え方。
この考え方にやり方、、一見、非常に効率的に見えるんですが、必ずしもそうではなくて、本来はそこまでのプロセスだったり、さまざまな要素が
絡み合って自分の身体に起きている現象なので、「コレをやっていれば大丈夫」というような、一発逆転ホームランはありえません。
痛みを感じているのであれば、骨格のズレ・歪みだけに限らず、内臓の調子とか、ストレス、睡眠量の不足、血液・神経などの循環不良など
症状が引き起こされた原因は沢山考えられます。挙げればもっとあるんですが、痛み一つでもこれだけの要素があるので、
YouTubeなどの動画やブログなどで流れてくるように、なにか一つだけのことをやれば全てが解決できるなんてどう考えてもおかしいですよね。
そう信じたい気持ちは痛いほどわかりますが、現実そんなに楽じゃないです。
何にしたって、結果を出す為に大事なことは
今できること、今はやらなくていいこと、をしっかりと見極めて、やるべきことに集中し体に変化が出てくるまで続ける。
です。
近道はありません。地道に地道にやっていくのが一番の近道だと思います。
やまない雨はない!春の来ない冬はない!
焦らずできることを少しずつやり続けることが一番効率のいい考え方なんです。
結果に焦らずゆっくりとやっていきましょう。