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頭痛はあなどってはいけません

2024.01.12

頭痛は、体調を崩したとき、疲れがたまったとき、長時間の集中した作業やストレスなどで
起こる日常的な症状です。ですが中には放置してしまうと命にかかわる危険な頭痛もあります。

そういった場合どんな症状が出るかと言いますと…
・だんだん強くなっていく頭痛
・激しい頭痛
・吐き気や嘔吐をともなう頭痛
など、いつもと違う頭痛の場合は、早急に病院に行くことを勧めます。

こうした頭痛の場合、重篤な脳疾患が起こっているか、その危険性が急激に高まっている可能性があり
命にかかわることも考えられます。

これから紹介する「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」
これら3つの頭痛のことを【一次性頭痛】といいます。

そこまで強い頭痛ではなくても、なにかいつもと違うな!?と感じたら早めに病院に行くほうがいいです。

◎危険ではないが、つらい頭痛

【片頭痛(偏頭痛)】

(症状)

ズキンズキンと痛むタイプの頭痛で、多くは片側に起こります。
発作的に起こり吐き気を伴ったりする、とてもつらい頭痛。
〈特徴〉
体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することがあります。
光や音の刺激で悪化したり(光過敏・音過敏)、匂いに敏感になったりします。
周期的に起こり、日常生活に支障をきたすこともあります。

※前触れとして、、
・視界に何かチラチラ・ギラギラするものが拡がったり(閃輝暗点)
・手足のしびれ・脱力感
・言葉が喋りにくくなったりする
場合があり、このように前兆のある片頭痛は脳卒中のリスクとなりうることが
知られており、注意が必要とされます。

〈予防法〉として
・寝不足、寝過ぎ、疲労、空腹など身体へのストレスをかけすぎないようにしましょう。
・チョコレート、チーズ、ハム(亜硝酸塩が関与)、ヨーグルト、赤ワインなど誘発させるといわれる
食品の摂りすぎに注意する。

【緊張型頭痛】

頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きます。
筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内の毛細血管に老廃物が溜まり
その周囲の神経への血流も滞り、筋肉や神経の栄養不足となり起きる痛みです。

(原因)
精神的・身体的ストレスであることが多い。
パソコン操作などで長時間同じ姿勢をとり続けているなどで首や肩の筋肉が緊張状態に
なっている人に起こりやすいです。
また、筋肉の緊張ではなく、精神的なストレスを受け続けていたり
うつ病など心の病気が原因となる「緊張型頭痛」もあります。

〈予防法〉
・長時間同じ姿勢をとらない。
・こまめにストレッチや体操をして首や肩、背中の筋肉の緊張を和らげる。
・眼や首、肩を蒸しタオルや半身浴などで温めたりして筋肉の緊張をほぐす。
・適度な運動をして気分転換をする。

【群発頭痛】

年1〜2回ほど発症し、頭痛が起こる「群発期」に集中して、片目の奥に起こるもので、七転八倒するほどの
たまらない痛さです。1〜2時間程度の激しい痛みが1〜2ヶ月間にわたって続きます。
毎日同じ時間に起こることがあり、夜中に激痛で目覚めたりすることもあります。

(原因)
原因や発症のメカニズムについてはまだ解明されていない部分が多くあります。
諸説あるのですが、その中のいくつかの説を紹介します。

一つの説として考えられているのが「頸動脈管(けいどうみゃくかん)」説です。
何らかの刺激によって目の奥にある内頸動脈に炎症が起き、血管が拡張すると、血管の周囲にある
感覚神経や交感神経が血管の通り道である頭蓋骨のトンネル壁に強く圧迫され起こる、という説。

もう一つの説として、目の奥にあたる部分にある「海綿静脈洞」と呼ばれる静脈が集まる部分が何らかの原因で
腫れてしまうことで傷みがでるという説。

脳の中の「視床下部」と呼ばれる部分に異常が出て痛みがでるという説。などが考えられます。

〈治療法〉
・血管の拡張が頭痛と関連していると考えられるため、片頭痛と同じ薬が治療に使われることが多いです。
・酸素吸入。なぜ効果があるのかはっきりわかっていませんが、多量の酸素吸入の作用として
①拡張した脳血管を収縮させる。②脳血管にある三叉神経の炎症を鎮める。③副交感神経の興奮を抑える。


今回は「一次性頭痛」についてのお話でした。
次回は、命にかかわる可能性もある危険な頭痛『二次性頭痛』についての話です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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