長い時間座っていた状態から立ち上がった時に痛くなる膝の痛み その原因と対策法

こんにちは。三重県桑名市寿町にあります。きっかけ整体院. 院長の近藤です。
最近、来院される患者さまから、
「座った状態から立ち上がろうとした時に膝が痛くて立ち上がれなかった」
「立ったまま家事をしていて動き出そうとした時に膝が痛かった」
というような、膝の痛みに関する悩みを相談していただくことが増えています。
このブログを読んでいただいている方、また周りの方にも、
そのような症状でお悩みの方がおられるのではないでしょうか。
以前、投稿させていただいた「冷えと腰痛」の関係のように、
膝の痛みも冷えとの関連があるのかもしれません。
「このまま膝の痛みが治らないんじゃないか」
「どんどん悪化して歩けなくなるようになるんじゃないか」
このような悩み、不安を抱えておられる方もおられるのではないでしょうか。
今回のブログは、動き出しの際に膝が痛くなってしまう患者さま向けに、
当院で実際に説明させていただいている考えられる痛みの原因と
痛みを軽減させるためにアドバイスさせていただいてる対処法を紹介させていただきます。
◎どうして動き出しに痛くなるのか?
何かやったわけでもないのに、立ちあがる時、膝に痛みが出るのはどうしてなんでしょう。
・高い所から降りた時に膝を捻った
・こけそうになり踏ん張った時に捻った
・方向転換をしようとした時に痛くなった
などのように、はっきりとした原因があれば膝の治療を続ければ改善策もわかるのですが
そのような原因もないのに、痛みが出るとなると、どう改善すればいいのか困りますよね。
はっきりとした原因が思い当たらない場合、大きく分けて3つの原因が考えられます。
1.身体のバランスの歪み
2.筋肉の緊張・硬くなる
3.体の冷え
どうしてこのようなことが原因で膝に痛みが起こるのでしょうか?詳しく説明させていただきます。
身体のバランスの歪み
なぜ身体は歪むのでしょうか?
それは、日常での何気ない動きや姿勢の繰り返しにより起こります。
体の動かし方には人それぞれ癖があり、その偏った動かし方の繰り返しにより
少しずつ少しずつ歪んでいきます。
膝の痛みと関連性の強い関節は
−腰
−骨盤
−股関節
−足関節
−背骨
などがあります。関係ないような箇所も実は関係していることがよくあります。
ここから、歪みの原因をいくつか紹介していきます。
①『座り方』

画像のような悪い姿勢で座る習慣があると、骨格のバランスが崩れます。
②『歩き方』

・背中や腰などを丸めた姿勢、膝が曲がったまま歩いている
・足を上げて歩いておらず、すり足のような歩き方をしている
・サンダルなどを履いて歩くことが多い
上記に心当たりがある方は、もしかしたら、足や股関節、骨盤などの歪みが出ているかもしれません。
③仕事や家事の時の動きの癖

毎日行っている家事をしている時の姿勢や身体の使い方、
仕事のシーンで力仕事やデスクワークなどの作業をしている時の身体の使い方にも
人それぞれ癖があったりするものです。やがてその癖が身体の歪みとなります。
このような、日常生活での何気ない行動の積み重ねで身体は歪んでいくのですが、
歪みはバランスが崩れるだけではなく、その他にも影響を与えます。
その一つが、「筋力低下や筋肉が硬くなる」ことです。
どうしてそのようなことが起こるのでしょうか?
身体が歪むと筋肉が引っ張られ緊張します。すると筋肉への血流や神経の伝達が悪化します。
血流と神経伝達が悪化すると、筋肉や神経がさらに緊張する!というような悪循環が起こります。

血流障害が起こると、筋肉に酸素やミネラルなどの栄養が届きづらくなります。
栄養が届かないと、疲れたり、損傷したりした筋肉を回復させるのに時間がかかる
または回復できなくなってしまいます。
血流障害で回復できていないのに、仕事や家事でさらに身体を酷使することで、
より疲れは蓄積し、損傷が悪化してしまいます。
その状態で、座った状態から立ちあがろうとした時に「グキッ」と痛めてしまうわけです。
また、「体の冷え」も、膝の痛みの原因となります。
体が冷えると、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、重力の影響により下半身に血液が滞りやすくなります。
筋力低下や筋肉が硬くなることにより起こる血流障害のときと同様に、
家事や仕事で疲れたり損傷した筋肉に栄養が届かなくなり、徐々に悪化していき
結果的に痛みが起こりやすい状態になります。

ここまで、膝の痛みが出る原因について説明させていただきました。
体が歪むことで、筋肉や血流に影響が出て、それが「痛み」に繋がるんだな〜
くらいの感じでなんとなくでも理解していただけたければと思います。
逆に言うと、以上のような原因となるものを日頃から意識して予防しておけば
膝の痛みで悩むリスクをグンっと大きく減らすことができるということです。
では、ここからは、そのためにどういう対策をするといいのか⁉︎説明していきたいと思います。
◎膝の痛みの予防のために自分で簡単にできる4つの対策法
①ストレッチ
②マッサージ
③適度な運動
④温める
④の「温める」は、膝を直接温めるというよりは、関連のある
腰、股関節前側(脚の付け根)、膝の裏、ふくらはぎ、足裏などをカイロではなく
ホットタオルであったり、市販されている、電子レンジで温めて使うタイプの温かグッズを
使うと効果的です。
カイロをお勧めしない理由は、
カイロだとほぼ1日中、当てている箇所を温めることになります。
これだと皮膚の温度が上がりすぎるので、体の反応として逆に皮膚の温度を下げようとするため
血液の流れを抑えるよう、脳から指令が出てしまいます。結果的に血流が良くない状態になって
しまうため、カイロを当て続けることはお勧めできません。
(※もしカイロを使用する場合は10〜15分程度温めたら、違う箇所に移動させるなどするようにしてください)
②の「マッサージ」について。
マッサージと聞くとどうしても、強く揉んでしまいがちだし、その方が効いている感じがするし気持ちいいと
感じるのですが、強く揉んだり押したりすると、筋肉などの組織を損傷させてしまうことがあるのでお勧めしません。
ご自身でマッサージを行う際は、太ももの前側や後ろ側、膝周辺やふくらはぎ、スネや足裏などを
撫でたり、さすったりするように強い刺激ではなく、ソフトな刺激でマッサージするようにしてください。
冬の乾燥する時期だと、お風呂上がりに保湿用のボディクリームを塗るついでに、さするようにマッサージ
をすると、一石二鳥で効率行えるのでおすすめです!
③の「適度な運動」について
運動といっても、自宅でできるような簡単なエクササイズ、トレーニングで構いません。
これだけはやっておいた方がいいですよ!という3パターンの方法を載せておきます。
あまり運動の慣れていない方は、初めは[5回1セット]からで構いません。
コツコツ続けていくうちに、5回が10回に、10回が15回に、、、と
だんだんと数を増やしていけます。
20回くらい楽にできるようになれば、朝と昼、昼と夕方のように
1日に行うセット数を増やしてみてください。
▶︎お尻の外側の筋肉を強くして股関節の安定性を高くする

▶︎太ももの前側と外側の筋肉を強くして膝の安定性を高める

▶︎お尻と太ももの裏側の筋肉を強くして骨盤を整える

①の「ストレッチ」について
ストレッチについても運動の方法で紹介させていただいた箇所と同じような筋肉に対して行うと、
膝の痛みを予防するのに効果的です。
特に効果的なストレッチ方法を3つ、ご紹介させていただきます。
▶︎股関節の前側とふくらはぎのストレッチ

▶︎太もも裏側のストレッチ

▶︎お尻の筋肉のストレッチ

〈お尻ストレッチの方法〉
1.右足を左脚の上に、足を組むような感じで乗せます。
2.右足で左膝を内側方向へゆっくり引っ張っていきます。
3.すると徐々に左のお尻の筋肉が伸びてくるのがわかります。
【まとめ】
今回のブログでは、椅子から立ち上がろうとした時に痛くなる膝の痛みについて紹介させていただきました。
長い時間座って過ごすことが多い方ももちろんですが、「立っている時間が長い」という方も
長い時間同じ姿勢をしていた状態から動き出した時に痛みが出る、という意味では同じですので
膝の痛みで悩んでおられる方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
同じように膝の痛みで、つらい思いをされている方も多いです。
痛み止めや湿布、さまざまな対策を試しているけれどなかなか改善されないと
悩みながら過ごされている方も多くいらっしゃると思います。
そのような場合は、今回ご紹介させていただいた、4つの対策法を行なってみてください。
それでも、すっきり改善しない場合は、一度当院にご相談ください。
当院がお悩みを解決するために、精一杯サポートさせていただきます。
