Blog

おしりや太ももの裏がつりそうで痛い!という時にある場所を治療したら痛くなくなった話し

今回は先日あった症例をご紹介させていただきます.

これもサッカーのトレーナーをさせていただいたいる時の出来事なんですが、ある選手が試合前のウォーミングアップの時に
「ボールを蹴ろうとするだけで、お尻と太ももの裏側(ハムストリング)が攣りそうで怖くて思い切り蹴れないから診てほしい」と言ってこられました.

その選手はその箇所のストレッチを希望してきたので、状態を確認しながらハムストリングやお尻の筋肉のストレッチを行いました.
ただ治療をしている側の感覚として、ストレッチをしている時の筋肉の突っ張り具合や筋肉の緊張度合いを診ても、その部分の筋肉が張っているようには感じませんでした.

足の角度をを外側にしたり内側にしてみたり、骨盤が動かないようにしっかり固定してストレッチをかけてみたりと他の筋肉を動かすようにもしてみたんですが、それでもあまりストレッチが効いている感覚もないし、なにより選手自身の症状にも変化が見られません.

「これは他になにか原因があるな」と感じ、そこで少し選手に質問.

僕「昨日1日トータルで座っている時間は長かったですか?」

それに対し

選手「うん、そうやな…車や電車での移動、飲食店で食事をしたり、遅くまでお酒を飲んだりしていたから結構長いこと座ってたかも」

という返答でした.

その答えを聞いた瞬間、その選手に対し「うつ伏せになってください!」と伝え、背骨(脊椎)の並びと、首–背中–腰の筋肉の緊張の確認.
腰周辺も硬かったが、特に硬かったのが肩甲骨の下あたりの高さから腰の上のあたりの筋肉、それにそのあたりの背骨の動きが悪くなっている感じがしたので、すぐにその辺りの治療を開始.

治療内容は・・・

・肩甲骨周辺の筋肉の緊張を緩める
・首と背中の境目あたりの筋緊張を緩める
・胸椎と腰椎の動きを改善し、背骨−骨盤−股関節の動きの連動性を改善する

すると治療の途中から、さっきまであったお尻と太ももが攣りそうだったのがなくなってきた!と反応がありました.
そのまま治療を続け背中や腰の筋肉の張り、背骨の動きの改善が出来たところで立ち上がっていただき動いてもらうと、全く筋肉の張りもなく、先程まであった動かしたら今にも攣りそうな感覚も完全になくなった!と喜んでいただけました.

その選手からすれば凄く不思議な出来事で
「まさか、背中の筋肉をほぐしてもらうだけで、おしりの辺が攣りそうなのが治るなんて…」と驚かれていましたが、構造を考えるとそこまで不思議なことでもありません.

実際このような現象は身体のあらゆることろで起こります.

■手や腕の疲れをとったら肩こりがなくなったり

■腰の痛みが足の裏やふくらはぎを治療するとなくなったり

なんてことが普通に起こります.

ずっと悩んでいる身体の痛み.痛みのある部分やその周辺を治療しているもののなかなか改善しない場合、もしかしたら今回の症例のように、全く関係のないようなところを治療すると改善するかもしれません.

Copyright© kikkake seitaiin All Rights Reserved.