【子どもの食堂】のボランティア活動させていただきました

3月30日(月)
「一般社団法人つぐみ子どもの食堂」さんが令和8年2月から開催されている
子ども食堂に、ボランティアとしてお手伝いさせていただきました。
「子ども食堂」とは、
子どもが一人でも安心して来られるように、
無料または安価で温かい食事を提供する民間の取り組みです。
2012年頃から全国に広がりを見せているこの活動は、
単にお腹を満たす場所というだけでなく、
共働き家庭などで増えている「孤食(一人で食べる食事)」を
防ぐための大切な「居場所」としての役割を担っています。
その本質は、家庭でも学校でもない、地域のみんなで
子どもたちの成長を見守るコミュニティの拠点です。
ボランティアの方々や地元の農家さん、企業からの支援によって
支えられており、多世代が食卓を囲むことで
「自分を気にかけてくれる大人が地域にいる」という
安心感を育む、現代のセーフティネットとしての側面も持っています。
今回、その温かなネットワークの一端に触れるべく、
ボランティアとして参加させていただきました。
⭕️「つぐみ子どもの食堂」に参加させていただくことになった経緯
当院に治療・メンテナンスでお越しいただいている患者様が、
「一般社団法人つぐみ子どもの食堂」の代表を務めていらっしゃいます。
その患者様から「子ども食堂をやっています」というお話を伺ったことが、
参加のきっかけでした。
これまでも子ども食堂の活動については何となく耳にしていて、
「お米や飲み物の寄付くらいならできるかな」とは思っていました。
でも正直なところ、どこかで他人事のように感じていた部分もあったと思います。
今回、「ぜひお手伝いしたい」と心が動いたのは、その患者様から直接、
子ども食堂への熱い想いを聞かせていただいたからでした。
その方が大切にされていることのひとつが、こんな考え方です。
用意した食事をそのまま提供して食べてもらうのではなく、
子どもたちが自分の食べられる量を自分で決める。食べきれたとき、
「自分で決めたことをやり遂げた」という達成感・成功体験を感じてほしい。
そんな小さな責任の積み重ねが、食べ物を大切にする心を育むきっかけになる。
この言葉を聞いたとき、素直に「すごいな」と思いました。
食事を提供するだけでなく、子どもたちの心の成長まで考えていらっしゃる。
その想いの深さに、胸を打たれました。


⭕️実際に参加させていただいた感想
「子ども食堂に行けば無料でおいしい食事が食べられる」
——大人の私たちからすれば、飛んで参加したくなるような話ですよね。
でも、何も知らない子どもたちにとっては、きっと不安もあると思うんです。
「行ってみたいけど、どんな場所なんだろう」「知らない大人がいて怖くないかな」
——そんな気持ちで、なかなか一歩が踏み出せない子どももいるはずです。
だから迎え入れる私たちも、
「今日は、子どもたちが来てくれるだろうか」
「どれくらいの子たちが来てくれるんだろう」
と、ワクワクとドキドキが入り混じった気持ちで待っていました。
そんな心境だったので、子どもたちが来てくれたときは、本当に嬉しかったです!
子どもだけで来てくれる子たちもいれば、
お父さんやお母さんが付き添いで来てくださったご家族もいました。
・自分で食べる量を自分でとっている子どもたちの姿
・楽しそうにおしゃべりしながら食事をしている笑顔
・たくさんの人が集まり、食卓を囲む、あの温かい空気感
その景色を目の当たりにして、心の底から「参加させてもらってよかった」と思いました。

⭕️代表の患者様への敬意
社会貢献としてこのような活動を立ち上げ、続けていくことは、
決して簡単なことではないと思います。
準備も、運営も、一人ではできません。周りの方々のサポートが不可欠です。
誰かに協力をお願いし、招待するということには、
こんな不安がつきまとうのではないでしょうか。
- できるだけ迷惑をかけたくない
- せっかく来てくれるのだから、楽しんでほしい
- 嫌な思いをさせてしまわないだろうか
- 何か予期せぬことが起きたらどうしよう
そんなことを考えると、
私だったら「よし、やろう!」とはなかなか踏み出せないと思います。
その不安を乗り越えて、それでも一歩を踏み出された。
それは本当に、勇気のいることだと感じました。
⭕️おわりに
今回「つぐみ子どもの食堂」に参加させていただいて、たくさんの気づきをもらいました。
人の身体を治療させていただく仕事を通じて、
「少しは患者様の生活のお役に立てている」と思っていました。
でも今回の経験で、
治療以外の形でも、誰かの何かのお役に立てる活動をしたい
という気持ちが芽生えました。
貴重な経験をさせていただき、温かい気持ちになれた時間をありがとうございました。
今後も積極的にお手伝いに参加させていただきます!
