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【階段の上り下りの時や、しゃがむ時に膝が痛くなる】デスクワークをしている40〜60歳代の膝の痛みに悩んでいる女性へ。考えられる原因と対処法

 

「階段の上り下りの時に膝の中の方で(ズキっ)と痛みを感じる」
「しゃがむときに膝の裏側が痛くてしゃがめない」
「膝が痛くて正座ができなくなった」

いずれも、デスクワークをされている女性からいただいた相談です。

「これって年(年齢)のせい?」
「運動してないから?」
「昔に比べて体重が増えたから?」

このように考え、ご自身を責められることがあります。

たしかに、立ち仕事だったり、動き回ったりする仕事でなければ
そのように考えてしまうのも無理はありません。

でも、そうではない原因が他にもあるんです。

普段から膝に負担がかかるようなことをしていないのに膝の痛みで
困っておられる方は一定数おられます。

今回は、その痛みなどが引き起こされる原因と、
違和感や痛みを感じた時の対処法について解説させていただきます

⭕️膝の痛みの原因

 

大きく分けて3つの原因が考えられます。

▶︎筋肉・腱・靭帯などの問題

筋肉や腱が何らかの理由で硬くなり膝の動きを悪化させたり
仕事などによる繰り返しの負荷や、運動での激しい負荷により

▶︎半月板(軟骨)・関節包(膝を包む膜)の問題

重たい物を持ち上げようと踏ん張った時、高い所から飛び降りた時
激しい運動により膝に強い捻れの力が加わった時

▶︎身体のバランスの崩れ(腰、骨盤、足など他の関節も関係あり)

日常生活の姿勢の乱れ、左右どちらかに偏った立ち方や重心の前後のズレ
過去にケガなどをしたことがある
(ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、すべり症、足首捻挫、各関節の炎症)

原因を細かく書き出すとまだまだありますが大きく分けると
こういった理由が挙げられます。

こういった原因がある中で、筋肉や靭帯、半月板といったような
膝に直接関わりのある組織が損傷したことによって痛みが誘発される

というのは理解しやすいかと思うのですが、
3つ目に挙げさせていただいた、膝とは関係のなさそうな

《腰・股関節・足関節》といった他の関節がどうして膝の痛みと関係
しているのでしょうか?

ここからは、その理由について解説していきます。

『膝の構造と、からだ全体のつながり』

膝は、身体の腰から下の部分にでいうと、ちょうど真ん中にある関節です。

上には腰椎や骨盤があり、下には足関節や足があります。
ですから、膝はいつも上にある関節と下にある関節の影響をダイレクトに

受けてしまう場所なんです。

たとえて言うのであれば、家の真ん中にある柱のような感じです。

屋根(腰椎・骨盤)が傾いてしまうと、柱(膝)も歪んでバランスが崩れます。
土台(足関節・足)が不安定だと、柱(膝)に捻れや歪みが起こります。

つまり、柱(膝)に捻れや歪みがあるということは、屋根(体全体)にも
歪みだったり何か問題が起こっている!というわけなんです。

膝が痛いときは、つい膝そのものに目が(意識が)いきがちですが
実は〈腰椎・骨盤・股関節・足関節〉など、全体のバランスを見直す

必要があるわけなんです。

⭕️他の関節が原因って具体的にどういうこと?

たとえば、

【腰椎】・・・関節の隙間が狭くなっている(椎間板ヘルニア、すべり症)
腰が丸くなっている、反り腰

【骨盤】・・・前方もしくは後方に傾いている、仙腸関節周辺が硬い

【股関節】・・・骨盤の傾きや、股関節周辺の筋肉の緊張により内側または
外側に捻れている(O脚・X脚)

【足関節】・・・捻挫などによる関節の不安定化、アキレス腱〜足裏の筋肉の緊張

このように、膝を囲む周辺の関節の動きが鈍くなる、機能が低下する事で
結果的に膝に負担がかかるようになり痛みの原因となる場合があります。

 

⭕️どうしてデスクワークなのに膝が痛くなるのか?

 

だんだんと膝が痛くなった理由がわかってきたのではないでしょうか。

なぜ、デスクワークをしているだけなのに、特に膝に負担がかかるような
仕事をしているわけでもないのに、膝が痛くなるのでしょう。

それは、、

『からだ全体のバランスが崩れ、それにより各々の関節の動きが悪くなったから』

です。

関節の動きが悪くなると、どういうことになるのかと言いますと…

本来であれば「3」の力で関節を動かせるところを「5」の力を使わなければ
今まで通りの動きができなくなるので、疲労が蓄積されます。

また、本来であれば使わなくてもいい補助の役割の筋肉をフル活用しないと
いけなくなるので、今まで以上に筋肉への負荷がかかるようになります。

例えるなら、大人3人で運ばないといけないような重たい物なのに
そのうちの1人が子どもになったので、大人2人へかかる負担が大きくなる感じです。

そういう状態が数ヶ月、長ければ数年、十数年もの間続いたことで、
日常生活で特に違和感もないので、意識することなく普通に過ごしていると

知らず知らずのうちに膝に負荷がかかっていき、その負荷が蓄積されると
身体にも我慢の限界があるので、結果的に痛みが引き起こされます。

⭕️どのような事に気を付ければいいの?見直すべき日頃の習慣

 

痛みの原因となる、からだ全体のバランスの歪みを今以上に悪化させない為に
日頃からどのようなことに気を付ければいいのでしょう。

これからご紹介させていただきますが、どれも特別なことではありません。
日頃からちょっと意識していただければ実践できるようなことばかりです。

ですから気負わず読み進めていただければと思います。

座り方を正す意識を持つ

腰を丸めた座り方、脚を組んで座る、横座り
ソファ・椅子・座椅子の背もたれにもたれかかるような座り方はNGです

→このような座り方を長時間続けていると、腰や骨盤、股関節が硬くなり
それにより膝に負担がかかるリスクが高まります

なるべく左右均等に体重がかかるように立つ

→左右のどちらかに偏った立ち方をしていると、腰や骨盤が歪んだり傾いたり
おしりや太ももの外側の筋肉が硬くなったりして膝に負担がかかりやすくなります

進行方向に対して、足先と膝が真っ直ぐになるようにして歩く

→進行方向に対して足先が内側を向いていたり、外側を向いていたりすると
足先は内側や外側を向いているのに膝は真っ直ぐ向いているので
膝関節(下半身全体に)捻れによる歪みが生じます。

⭕️いま現在、痛みがある場合の対処法

ここからは、既に膝の痛みで悩んでいる方の対処法をご紹介していきます。

その前に、大前提として知っていただきたいことがあります。
それは、痛みというものにも意味がある!ということです。

「痛みの意味って..そんなの、悪いから痛くなる!ってことでしょ?」
そう思われるかもしれませんが、間違いではないですが正解ではありません。

なぜ、そこが悪くなり痛くなったのか、を考えると出てくる考えは

負担が蓄積され限界が来たので、これ以上負担をかけないでほしい

という、身体や脳からのサインなんです。

ですから、ストレッチやマッサージなどのケアをしたところで、
少しは楽になりますが、すぐに良くはなりません。蓄積された疲労が

回復するまでには、一定の期間を要します。ですから対処法というものは
一発で治すものではなく、少しでも早く治るようにする為のものです。

それを頭の中にいれていただき、対処法を無理のない範囲で行ってください。
それでは「デスクワーク」で姿勢が悪くなっているのを改善できる方法を
3つ!ご紹介させていただきます。

❶椅子に座って大きくゆっくり深呼吸

→[深呼吸のやり方]鼻から4秒吸って、鼻or口から7〜8秒かけて吐く

《詳細》力を抜いた状態で座り、息を吸いながら、両手を前から天井の方に向かって
ゆっくりと挙げていきます。このとき顔も天井を見るように挙げていきましょう。

両手を顔の横まで挙げたら、次は息を吐きながら、両腕を身体の側面から
ゆっくりと下ろしていきます。

※手を挙げるときは、体を反らすのではなく、頭頂部に向かって伸びるようなイメージ
で行っていただく方が効果的です。

❷太ももの裏側〜膝裏までのストレッチ

→[フェイスタオルを用意しましょう]

仰向けになり両足は伸ばしておきます。片方の足を80°〜90°くらいの高さまで
挙げます。挙げた足の足先あたりにフェイスタオルを引っ掛けます。

タオルの両端を各々、両方の手で掴みます。そのまま引っ張りましょう。
太もも裏〜膝裏あたりにストレッチがかかると思います。

※あまり伸びた感じがない、かなりキツい、という場合は、軽〜く膝を曲げてください。
あまり曲げると効果がなくなるので曲げる角度の調整をしてください。

❸足の裏や足の指のマッサージ、ストレッチ

→デスクワークだから足が疲れることもないので影響なさそうに思えるのですが
実は結構影響を受けます。この場合は疲労ではなく、使わないことで筋肉が
硬くなってしまうことで起こる機能低下です。

足の裏や足の指が硬くなると、ふくらはぎや膝裏の筋肉が硬くなってきます。
それが原因で膝に負担がかかりやすくなることがあるので、足裏や足の指の
マッサージ、ストレッチをしておきましょう。

※1.マッサージは強く揉まず、1つの箇所を5〜6秒かけてじっくり押さえてください。
押さえていて疲れてるな〜と感じる所を和らげてください。

※2.ストレッチは、足の指1本1本をじっくりと伸ばすようにストレッチしてください。

⭕️さいごに

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回は、「階段の上り下りの時や、しゃがむ時に膝が痛くなる」その原因と
デスクワークなのにどうして膝が痛くなるのかについて解説させていただきました。

「自分で、ストレッチなどをしているんだけど良くならない」
「整形外科、整骨院などに通っているけれど治りきらない」
「このまま放っておくと、どんどん悪化していかないか不安」

今回のブログを読んでいただくことで、このような悩みをを抱えている方の心が
少しでも楽になったり、諦めかけていたけれど頑張って治そう!と

読む前よりも、前向きな気持ちになるきっかけになれたら幸いです。

まずは、できるところから始めていきましょう。
2週間続けてみると、自分の体が変わってきている感覚に気付くかもしれません。

そしたら1ヶ月頑張ってみましょう!今までしょっちゅう痛みを感じていたのが
気にならない日が増えてくるかもしれません。

もちろん個人差はありますが、少しずつ続けることで痛みや姿勢が良くなってきた
と喜んでおられる方々を見させてもらっているので、間違いありません。

感じ方はそれぞれですので、あまり変化を感じれなかったり、改善している気が
しない場合は、公式LINEや実際に整体院にお越しいただき、お気軽にご相談ください。

お体のお困りや不安のない清々しい毎日が送れるように、
そして、笑顔で毎日を過ごせるように、あなたのお体をサポートさせていただきます。

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