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物を持ち上げようとした時などに出てくる肘の痛みでお悩みの40〜50代の女性。考えられる痛みの原因と解消法

家事や買い物でモノを持ち上げたり、
育児でお子さんを抱き上げたり、
ご両親の介護で介助をしているときや
仕事で何か重いモノを持ち上げたりした時に、

肘のあたりに「ズキッ」と痛みがはしり
持ち上げられなくなった!

そんな経験をされた方もおられるのではないでしょうか。

今回は、そのような痛みでお悩みの40〜50代の女性の方々に
お役に立てる内容にしていきます。

ぜひ、最後までご覧ください。

 

こんにちは。
三重県桑名市できっかけ整体院を開業しています。院長の近藤です。

最近、来院された患者さまが

助手席に置いていた鞄を持ち上げようとした時に肘に痛みが走った
孫の守りをしていて、抱き上げようとした時に痛くなった

このような悩みを抱えて来院されました。

初めは比較的重たい物を持ち上げる時にだけ痛みが出ていたのが、
だんだんと軽い物を持ったりするだけでも痛くなってきたそうです。

痛みが酷くなってきたので、肘を曲げながらものを持ち上げたりすると
痛みが少なくて済むそうので、工夫しながら生活をされてきたようです。

こういったケースは珍しいことではなく、よく聞くお悩みですので、
もし同じような悩みを抱えておられましたら、今回のブログをお読みいただき

痛みに対する不安の軽減と、痛みのある生活から解放されるきっかけにばれる
お手伝いができれば、私共も幸いです。

 

⭕️物を持ち上げた時に出る肘の痛みの原因とは?

置いてある物を持ち上げた時に痛みが走った!とか
子供を抱え上げたりしたときや、
介護でベッドから移乗をする際の介助といったように

瞬間的に腕に負荷がかかる時に肘が痛くなるケースが多いです。

痛みが出る原因がいくつか考えられますので、まずはそちらを紹介していきます。

  1.  手や腕の筋肉の緊張や強張り
  2. 手首、肩などの関節の歪み
  3. 首や背中の関節の歪み
  4. 繰り返しの動作による靭帯の損傷
  5. ストレスによるもの

◎ここからは、上記の項目について、解説させていただきます。

まず、①と④についてです。
家事や仕事、育児や介護などのような動きというのは、微妙には違うけれど
ほとんど同じような動きの繰り返しなので、使う筋肉も偏ります。

日々の生活の中で、ふとした時に
「あれ?ちょっと肩や腕の筋肉が張ってるな」
「なんか違和感がある気がする」

などと感じることもあるけれど、やらないことが山積みで
そんなことに構っている時間はないし、しばらくすると
さっきまで感じていた痛みや違和感もなくなったりするので
そのまま放置。

そういう生活を繰り返しているうちに、ある時ほんとに突然
ちょっとした物を掴んだ時に、腕から肘にかけて「ビキッ」と
痛みが走った!なんてことがあります。

なぜ、そのようなことが起きるのかと言いますと
ときどき感じていた「あれ?」という痛みや違和感、
実は、その時点ですでに筋肉や靭帯には、こけた時にできる
擦り傷のような損傷が起きていたんです。

しばらくすると気にならなくなっていたので、
「もう大丈夫だろう」と思っていたいたのが実は間違いで
筋肉や靭帯の傷は残ったままになっていたんです。

擦り傷の痛みもそうですよね。怪我した直後って痛いんですけど
時間の経過とともに痛みが軽減していき、いつのまにやら
気にならなくなっている。

それと同じ現象が身体の中でも起きていたというわけです。

傷があるのに、それを放置して繰り返し動かしていると
傷口がどんどん広がっていきます。傷が小さかったうちは
筋肉や靭帯も我慢ができたのですが、とうとう我慢できなくなり
ある時、突然痛みが走った!ということです。

これが①と④のように痛くなるメカニズムです。

 

▶︎続きまして、②と③について解説していきます。

なぜ関節の歪みが起こるのか?ですが、
日々の生活の動きの繰り返しによるものと、
姿勢の偏りや、あまり良くない使い方をしている
などの理由が考えられます。

これらの解説をする前にまず知っていてだきたいことがあります。
一般的に『歪み』と聞くと『悪いこと』と捉えられがちですが
決してそうとは限りません。

繰り返しの動作によって生じる関節の歪みについては、
この歪みは悪いことではなく、繰り返しの動作による筋肉や関節への
負担を軽減させるために適応しようとして起きたたものなので
身体の機能として考えると良いことでもあります。

一方で、姿勢の偏り、あまり良くない使い方による歪みに関しては
ただ、骨格が偏ったりして歪んでしまっただけなので、
この歪みは機能的でもない悪い歪み方です。

具体的に言うと、
・椅子やソファーで寝そべるように座る
・青向きやうつ伏せなどの姿勢でのスマホの使用
・座っている時に肘をついている
・長い時間脚を組んで座る

などです。

これ以外にもありますし、
もしご自身でも「あの時の姿勢って良くないかも」と
心当たりがおありでしたら、今すぐにやめてみてください。

話を戻しますね。

繰り返しによる関節の歪みは悪いことではない!と言いましたが
これも痛みの原因にはなります。

なぜならば、関節に歪みがおあると、使う筋肉にも偏りが出たり
歪みのない状態に比べて筋肉にかかる負荷が大きくなるからです。

ですから、②のように、手や肩の関節に歪みが起こることで
肘の関節にも歪みが生じて、肘周辺の筋肉が緊張した結果
痛みが引き起こされる!ということになります。

③の首や背中の関節の歪みによって起きる肘の痛みですが
これは歪みによる神経伝達が鈍くなることで、肘周辺の
筋肉への伝達が悪くなり動きが悪くなるのと併行して、
血流低下により筋肉を動かす時に必要な栄養が届かなくなる
ので、疲労が蓄積された結果、痛みが引き起こされます。

さいごに⑤についてです。

これについては、明確なメカニズムはありませんが、
自律神経系のバランスが崩れることで、【防衛反応】という
反応が起こります。

すると、筋肉が緊張し、呼吸が浅くなり筋肉に栄養が行き届かなく
なったりするのと、副交感神経の機能が低下するので、身体を回復
させるための機能が低下したりもします。

肘に直接的に影響を受けると言うよりは、
身体の内側と外側のバランスが崩れ、知らず知らずのうちに
ストレスがかかっていた肘に痛みが出るようになった!という具合です。

⭕️肘の痛みを解消する方法

 

ご自身では、①〜⑤のどれが原因で肘に痛みが出ているかの
判断をするのは難しいと思うので、これから紹介させていただく
解消法を一つずつでもいいので試してみてください。

きっと自分の症状に合う方法が見つかると思います。

①指を伸ばしたり、手のひらを伸ばしたりするストレッチ

指や手のひらにある筋肉は、実は肘から伸びてきています。
ですから、指や手のひらの筋肉の疲労が溜まっていることで
肘の痛みを引き起こすことがあります。

手を広げて壁や床に手をついて、一本ずつ指を反らせるように
ストレッチをすると腕全体が軽くなります。

②胸や腋(わき)のストレッチ

このあたりの筋肉も肘まで伸びて付着している筋肉なので
ここの筋肉のストレッチをすることで、上腕や肘周辺の筋肉の
緊張がほぐれ、軽くなってきます。

③首や背中のストレッチ

首や背中(肩甲骨の上あたり)と、手や肘とは関係が深いです。
この辺りの関節の歪みを改善することで痛みを解消することも
できるので、

首や背中あたりの背骨を、丸めたり反ったりして関節を柔らかくしたり
頭を左右に傾けたりして首の緊張を緩め関節の歪みを改善したり
「4秒吸って7、8秒かけて息を吐く」のやり方で深呼吸をして
骨盤〜背骨全体のバランスを整えたりしてください。

④体だけでなく心までリラックスさせる

家で、だらりと過ごすことは一見リラックスできているようにも
見えますが、案外心のリラックスができていないケースが多いです。

心からのリラックス(副交感神経を優位に働かせる)方法として適しているのが

・じんわり汗が出る程度の適度な運動
・歌わ歌う、気の合う友人と楽しく話す
・好きな香りを嗅いだり音楽を聴く
・温泉で身体を温める

です。
そうすることで、副交感神経が優位になりやすくなるので
身体の外側だけでなく内側からリラックスできるようになり
神経の緊張により起こっていた「防衛反応」がなくなります。

 

⭕️さいごに

今回は、物を持ち上げた時に起こる肘の痛みの原因と、
その解消方法についてご紹介させていただきました。

肘の痛みは「突然起こった」と感じることが多いのですが、
実は日々の生活の中で少しずつ蓄積された疲労や負担が原因となっていることがほとんどです。

「ちょっと違和感があるけど、我慢できるから大丈夫」
「時間が経てば自然に治るだろう」

そう思って放置してしまいがちですが、小さな違和感は体からの大切なサインです。
早めにケアすることで、突然の激痛を防ぐことができます。

今回ご紹介した解消法を、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
一つずつでも構いませんので継続して行ってみてください。
あなたに合う解消方法が見つかるはずです。

 

当院での治療について

しかし、セルフケアを続けても改善が見られない場合や、
痛みが強くなってきている場合は、根本的な原因を見つけて改善していく必要があります。

当院では、肘の痛みに対して以下のようなアプローチで施術を行っています:

原因の特定: 筋肉の緊張、関節の歪み、ストレスなど、あなたの肘の痛みの根本原因を詳しく分析
全身のバランス調整: 肘だけでなく、首・肩・背中・手首など関連する部位も含めた総合的な治療
生活習慣の改善指導: 痛みの再発を防ぐための日常動作や姿勢のアドバイス
段階的な回復プログラム: 症状の程度に合わせた無理のない治療計画

「家事や仕事で手を使わないわけにはいかない…」
「子育てや介護で抱き上げる動作を避けられない…」
「この痛み、本当に良くなるのかな…」

そんな不安やお悩みをお持ちの方も、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの生活スタイルに合わせた現実的な解決策を一緒に見つけていきましょう。

肘の痛みがなくなれば、日常の動作が楽になり、
家事や仕事、育児や介護も今よりずっと快適に行えるようになります。

長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログが、肘の痛みでお悩みの方の「改善への第一歩」となれば幸いです。

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