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なんとなく動かした時に「グキッ」となり、動けなくなる程につらくなる『ぎっくり腰』なぜ起きるのか⁉︎その原因と対処法

「カバンを取ろうと思い身体を捻った際にグキッとなった」

「ソファに座っていて立ち上がろうとした時にグキッとなって動けない」

「荷物を持ち上げようと腰を屈めた時にグキッとなった」

経験者の方であれば、似たような状況でぎっくり腰を経験されたのではないでしょうか?
まだ経験していない方からすると、いつもあたりまえのように行っているような行動がきっかけで『ぎっくり腰』になるの?と思われたのではないでしょうか?

こんにちは!

三重県桑名市寿町にある きっかけ整体院の院長 近藤です。

当院に来られている患者さまの中にも、一度ぎっくり腰になってから、

⚫︎程度の大小はあれ定期的にぎっくり腰を繰り返すようになったり
⚫︎再発が心配で常に腰に不安感や違和感を覚えるようになったり
⚫︎今までなら1、2週間で改善していた、ちょっとした腰痛が長引くようになったり

といったような状態になり、お困りの方もおられます。

そこで今回のブログでは、そのように痛くてどうしようもない「ぎっくり腰」の原因と、ぎっくり腰になった後の対処法についてご紹介させていただきます。

現在、ぎっくり腰後の腰痛で悩まれている方や、定期的にぎっくり腰になり困っておられる方には、お役に立てる内容になっています。

お時間のあるときに、ぜひ読んでいただければと思います。

 

◎はじめに

ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれます。
突然の激しい腰痛を伴い、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

最近の研究では、ぎっくり腰の発生には身体的な要因だけでなく、心理的なストレスも大きな影響を与えることが明らかになっています。

1.【ぎっくり腰の基本的な理解】

ぎっくり腰は、腰に負担がかかる負担が過剰になったときに発生することが多いです。
例えば、重たい荷物を持ち上げたり、下ろしたりする際や、急に身体をひねった時など、日常の些細な動作が引き金となることがあります。

◇考えられる原因

①筋肉の疲労と緊張
→仕事や家事などの日常生活の繰り返しの動作による筋肉疲労や使いすぎにより筋肉が過度に緊張し筋肉の性能が低下します。また不適切な姿勢、運動不足により筋肉の機能低下が生じます。それらが原因で、普段であれば何でもないような動きでも腰周辺の筋肉に大きな負担がかかります。

②椎間関節(背骨の関節)、仙腸関節、股関節
→筋肉の緊張なども原因の一つになりますし、他にもソファや椅子などの背もたれにもたれかかったような姿勢で座る習慣がついている人、長時間同じような姿勢で仕事や家事などの作業をして姿勢が偏ってしまっていると、筋肉や靭帯が硬くなり、骨盤周辺や股関節などの関節が固まり身体に歪みが生じ、結果腰に負担がかかるようになります。

③神経の影響
→身体の歪みや血行不良が神経の誤作動により、神経が緊張状態になり、痛みを感じやすくなることがあります。これにより、ぎっくり腰のリスクが高くなります。

④脳の影響
→長期にわたる心理的ストレス、強いストレス、過度の不安やプレッシャーがかかり続けていると脳機能に影響を与えます。これにより、筋肉に強張りが起こり、痛みを感じやすくなることがあります。いわゆる自律神経のバランスが崩れによるものです。

◎『ギクッ』となった時の対処法

 

✖️ぎっくり腰になったら「やってはいけない」こと

ぎっくり腰になった時に、真っ先に頭に思い浮かぶ対処法は「安静」だと思います。痛めてしまった部位を守るために安静にするのは必要な対応です。

しかし、ぎっくり腰の場合は安静にしすぎることで治りが遅くなることがわかってきました。
ある研究において、以下のような実験をされました。

1.安静にするグループ
2.ストレッチを行うグループ
3.日常生活をいつも通り続けたグループ

このような3つのグループに分けた結果、改善されるまでに一番時間がかかったのが「安静にするグループ」でした。
安静にすることで筋肉が硬くなり神経伝達にエラーが出たり、関節の動きが悪くなってしまうことで、かえって改善までに時間がかかることがわかっているのです。

★動かせる範囲内で身体を動かす

早く改善させるために、安静は効果的ではありません。だからといって痛くてどうしようもないのに身体を動かすのは怖くて難しい。腰の痛みを軽減させるためにストレッチや体操をするにも動かして痛みが悪化してしまうのは困るります。

結局どうすればいいのかわからないので、なるべく動かないようにして痛みが軽減していくのを待つ…

という経験をされた方もおられるのではないでしょうか。

「動かせる範囲で動かす」とは、いったいどういう状態なのか?ここからはそれについて画像を入れながら説明させていただきます。

*腰痛だからといって腰のストレッチをする必要はありません。

腰に痛みがあるんだから、ストレッチや体操をして腰の筋肉を伸ばさないと改善しない!と考えがちですがそんなこともありません。

腰周辺の筋肉の緊張を和らげることが意味がない!ということではなく、腰以外の部位を動かすことで結果的に腰の筋肉の緊張が和らいでいくことがある、ということです。

▶︎身体を動かす方法

では、どのような方法があるのか、紹介させていただきます!

①首を動かす

椅子に腰掛けて、片方の手は腰にあて、もう片方の腕はダランと下ろしておきます。
そのまま、鼻から大きく息を吸います。口からゆっくり息を吐きながら、下ろしている腕側の方に頭を倒していきます。
※首や背中あたりの筋肉が、じわっと伸びているのを感じればOKです。

 

②腹圧をかける

仰向けになった状態で、両膝を90°くらいの角度に曲げます。
鼻からゆっくり大きく息を吸い、お腹を膨らませます。

その後、8秒(余裕があれば10秒くらい)かけて、口からゆっくりと息を吐きながら、お腹を凹ませていきます。

 

③足を動かす

仰向けの状態で、両膝を90°くらい曲げます。

両足を揃えた状態で、床に足を滑らせるような形で、ゆっくりと膝を伸ばしていきます。

 

気を付けていただきたいのは、先述させていただいたように、どの運動も「動かせる範囲内で動かす」ということを意識しておいてください。痛みで動かすのが辛いなら、その手前の痛くない範囲で止める!です。

少し痛みを感じるようだけど、伸びている感じが気持ちいいと感じるようであれば、その角度でもOKです。
このように心地よい動きを積極的に行うことで、腰の筋肉の緊張が和らいでくれるのです。

上記の3つの種類だけが正解ではありません。もし自分なりに動かしてみて心地よい動かし方があれば、それを続けていただくことで『筋肉・神経・脳』の緊張が和らぎ、ぎっくり腰による腰の痛みが、だんだんと改善してくれるので、ぜひ試してみてください。

 

◎まとめ

ぎっくり腰は前兆などもなく突然起きることがほとんどです。普段から体操やストレッチを行っていても、ぎっくり腰になることもあります。

ですが、身体のメンテナンスをしておくことでリスクを抑えることはできます。
また。普段から体操やストレッチを行うことは、筋肉などの緊張を和らげるだけでなく、自律神経のバランスが整う効果もあるので、結果的に知らず知らずの間に溜まっているストレスを軽減させることができるので、ぎっくり腰のリスクを抑えることにもなります。

今回は、ぎっくり腰になった時の対処法としてご紹介させていただきましたが、現在、腰に痛みはないが「ぎっくり腰」になるのが怖く不安に感じておられる方は、ご紹介したストレッチの動きを大きくするなどして『予防法』として、使っていただいても構いません。

ぎっくり腰は、なってしまうと本当に辛いようなので、ぜひ、痛みのないうちにできることから少しずつ取り入れてみてください。

いろいろと試してはみたものの、なかなか腰の痛みや違和感が改善されない、違和感がなかなかとれない、などという場合は無理をせず、整形外科やクリニック、国家資格保持者のいる整体院や鍼灸院などに相談してください。

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