朝起きる時に腰が痛む

なかなか暖かくなってくれませんね。早く春が来てほしい、、、
寒さのせいか、寒暖差が激しいせいなのか、朝起きる時に腰が痛い。動いているうちに腰の痛みがやわらいでくる。
というような症状を訴えて来られる方が多かったです。
朝から痛みがあると憂鬱ですよね…1日のスタートが痛みから始まる!というだけで気分が上がらないし、痛みを気にしながらの1日になってしまうことだってあります。朝起きた時に痛みを気にせず起きられるだけで、ストレスは一つ減りますし、いつもより気持ちのいい1日のスタートがきれます。そんな日がずっと続くようになればすごく嬉しいですよね!!
今回はそれについて考えられる原因と、どうすれば朝から痛みを気にすることのない生活が送れるようになるのか!について書いていこうと思います。
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🟨①睡眠中は体温が下がる
下のグラフをご覧ください。

眠る時間はそれぞれ違うと思いますが、眠くなり始める時に、副交感神経活動が優位になり手先や足先の体温が上昇し体の熱を放散します。
熱が放散せれる事で深部体温が徐々に低下していき体が眠る準備をし始めます。これは代謝を下げて脳や内臓などを休めるための反応と考えられます。
寝る時や寝ている間に体温が下がることは正常な反応なので問題はないですが、通常時の体の状態が、骨格の歪みにより筋肉が硬くなり血流が悪くなっていたり、神経伝達が鈍り筋肉や内臓の血流が悪くなっていると、眠りにつく時や睡眠中、血流が良くないので余分に体温が低下してしまいます。
睡眠中は、血流の低下・体温の低下により、骨格の歪みや筋肉の疲労により、もともと血流が悪くなっている筋肉に送り込まれる血液が少なくなるので、栄養が足りなくなり本来であれば寝ている間に回復されるはずの筋肉が回復されないまま目が覚めることになります。
🔶どういうことが起きるのか?
栄養分が足りず回復する事ができなかった筋肉は更に硬くなります。筋肉が硬くなると言うことは体が動かしにくくなると言うことです。
朝、目が覚めた時に動かしにくいままの体で上体を起こし立ちあがろうとした時に筋肉は無理やり引き伸ばされることになるので、筋肉が損傷してしまい結果、起きた時に痛みが引き起こされるのです。
🟨②寝返りの回数が少ない
寝返りは、長時間同じ姿勢が続き体の同じ箇所に負担がかかりすぎて固まらないようにするために、なくてはならない要素なのです。
そのため適度に寝返りがうてていないと、血行不良になり、筋肉が固まり凝りが生じたり、疲れが取れにくくなったりしてしまいます。
🟨③悩み事やストレスなど、なにか起きたくない潜在的理由がある
これは心理的な問題になるので、自律神経で言う交感神経による逃走反応と、副交感神経の背側迷走神経のフリーズの働きによるものだと考えられます。心では「動かなければ」と思っていても脳が「動きたくない」という反応を起こしているのかもしれません。
国際疼痛学会(IASP)でも発表されているように、痛みには筋肉などの組織の損傷の有無に関係なく、情動により痛みが引き起こされることがあります。仕事や家庭、人間関係、その他それぞれの環境によるストレスなどが原因で痛くなることがあります。

🔶朝起きる時に腰が痛くならないようにできる対策🔶
1.就寝の30分〜1時間前に腰や太もも、ふくらはぎのストレッチを行い筋肉を柔らかくしておく。
2.就寝前は心身ともにリラックスした状態にしておき副交感神経が優位になってくれるようにしておく。
⇨寝る1時間前くらいから、なるべく明かりは控えめに
⇨アロマやお香など好きな香りを嗅ぐようにしたり、落ち着ける音楽を聴く
⇨目・首元・お腹・足、どこか1ヵ所でいいので、温めて神経をリラックスさせる
3.骨格の歪み、それに伴う筋肉の緊張、強張りを治療する
画像のような姿勢をとり、片足を引っ掛けそのままそちら側へゆっくりと倒し、ゆ〜っくり深呼吸を何度か繰り返します。ていきます。
ゆらゆらと揺らしたりするのもリラックス効果があるので、そちらのやり方もおすすめです。

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今回は、朝起きる時に腰が痛む原因として考えられることについて書かせていただきました。
まだもう少しだけ寒い朝を迎える穂が続きそうなので、みなさんも気を付けていただければと思います。
実際に今回書かせていただいたような痛みで悩んでおられる方に、少しでもお役に立てれば幸いです。
柔道整復師 近藤俊介