【肩が痛い】肩を挙げる時に、肩から腕にかけて痛みが走る!その原因と簡単にできる解消法

「何をしたわけでもないけど、急に肩が痛くなってきた」
「肩を挙げる時に、引っかかる感じと痛みがあって挙げられない」
このような肩の痛みを感じたことはありませんか?
無理な体勢で物を持ち上げたり、
運動中に捻ってしまったり、
「あれが原因で痛めてしまったんだな」と、何かしら心当たりがあれば
そこまで不安にならなくて済みますが、
これといった原因がわからないと、
「自分の体はどうなってしまったんだろう」
「この痛みは何かの病気?このまま治らないの?」
と、いろいろ悪い想像をしてしまい不安な気持ちが膨らみます。
ですが、そんなに不安にならなくても大丈夫です。
何かをやったわけではないのに、痛みが出るケースは本当にたくさん
ありますし、そのような痛みでも正しくケアをすれば良くなっていきます。

⭕️肩が痛くなる原因として考えられること
肩の痛みには、いくつかの原因が考えられますが、大きく分けると次の3つに分けることができます
①何かしらの動作によって捻挫をし、筋肉や靭帯などが損傷するもの
②日常生活の動作で、筋肉の疲労が蓄積したり、姿勢の偏りなどが起こり
肩の動きが制限されてしまうもの
③頚椎(首)や胸椎(背中)の関節周辺の筋肉が硬くなることで、神経からの
信号の伝達が悪くなり起こるもの
これら①〜③について具体的に説明していきます。
①
・物を持ち上げた時に、肩周辺の筋肉や靭帯に負荷がかかるような角度に
なってしまったり、
椅子に座った状態で、後ろにある物をとろうと腕を伸ばした時に肩を捻って
しまった
というような動作により、肩に痛みが生じます。
これらは、いわゆる「捻挫」というものです。
②
・デスクワークでいつも同じような姿勢で作業をしている
・運転中、肘掛けに片肘ついた姿勢になる習慣がある
・寝る時は、いつも決まってどちらかの肩を下にして横向きで寝る
・寝ながらスマホ、机に肘をつきながらスマホを使用する習慣がある
といったように、日常生活の使い方によるもので、それをしたからといって
痛みを感じるほどではないけれど、偏った使い方を毎日しているので
筋肉が硬くなってしまい、気付かないうちに微小な炎症が蓄積されることで
痛みが生じます。
③
・椅子にもたれかかるように座る
・下を向いての作業が多い
・ストレスの蓄積
(自分はストレスを感じていない!は脳がストレスに気づかないフリを
してくれているだけで、蓄積されていることが多いです)
こういったことから、首周りや肩甲骨周辺の筋肉が硬くなったり、
関節の動きが悪くなることで神経伝達が低下し、肩に痛みが出ることがあります。

⭕️何かをしたわけではないのに肩が痛くなる原因はコレ
先述させていただいた内容から、おわかりいただけるかと思いますが、
「何をしたわけでもないけど、急に肩が痛くなってきた」
「肩を挙げる時に、引っかかる感じと痛みがあって挙げられない」
このような肩の痛みの原因は②と③が多いです。
特に多いのが②のケースです。
少し疲労が蓄積されたくらいでは、筋肉が硬くなったり関節の動きが
悪くならないように、脳が微調整をしてくれています。
体質や生活環境、生活習慣などはさまざまなので症状が出るまでの期間に
個人差はありますが、[数週間・数ヶ月・数年]微小な負荷がかかり続けると
体にも我慢できる限界があるので、その限界を超えないように
筋肉を固めたりして関節の動きをとめるように脳が働きかけます。
では、なぜこのような状態になると痛みが出てくるのでしょうか。
家でも電気をたくさん使いすぎると、
ブレーカーが落ちて電気が止まりますよね。
あれは壊れたわけではなくて、
家の配線が壊れないように守るための安全装置なんです。
体も同じで、
このまま負担がかかり続けると壊れてしまうかもしれないと
脳が判断すると、筋肉を固めたり、関節の動きを制限したりして、
それ以上負担がかからないように体にブレーキをかけます。
つまり「体を守るためのサイン」なんです。

⭕️痛くなった時におすすめの解消法
※左の肩が痛い場合で説明します。
右肩が痛い場合は、このやり方の反対をしてください。
①首の筋肉の筋肉をゆるめる
右手の甲を、骨盤の後ろにあてます。
(それが難しい場合はお尻など届くところでOKです)
↓
左手で、右側の耳の上あたりに手を当てます。
↓
鼻から息を吸います
↓
ゆっくりと息を吐きながら、頭を左側に倒します。
※左手で無理やり引っ張ろうとせず、手の重みで自然に倒してください
↓
自然に頭が倒れていった状態でそのまま30秒キープします。
(深呼吸を3回くらいが目安です)
▶︎頭を倒す角度を、ほんの少し斜め後ろにすると首の前側の筋肉が伸びて
斜め前に倒すと首の後ろ側の筋肉が伸びるので、2パターンしてください。
②肩の内側(前側)の筋肉をゆるめる
左手を右肩の内側の筋肉が硬くなっている所を親指で押さえます。
↓
右腕を伸ばします。同時に右の手首を反らします。
↓
その状態で、右の腕全体を内側と外側に交互にめいっぱい捻ります。
(ゆっくりと、いけるところまで捻った方が効果があります)
↓
内側・外側を20回ずつ捻りましょう。
③深呼吸をし肋骨を動かす
セルフハグの姿勢をとります。
(両手を交差し脇に当て、自分の体を抱きしめるような格好)
↓
鼻から4〜5秒くらいかけて息を吸います
↓
息を吸う時に肋骨が上に動くので、その動きを助けるように両手で持ち上げます。
(皮ふを持ち上げるくらいの力加減でOK)
↓
息を吐く時は肋骨が下に動くので、同じように両手で下げるのを助けます。
(7〜8秒くらいかけて、ゆっくり息を吐きましょう)
↓
これを5〜10回行います。

⭕️さいごに
「特に何をしたわけでもないのに肩が痛くなってきた」
このようなケースでは、今回お伝えしたように日常生活の中での小さな負担が少しずつ
積み重なり、筋肉が硬くなったり関節の動きが悪くなることで痛みが出ていることが多くあります。
体は本来、とてもよくできていて、多少の疲労や負担がかかってもすぐに
不調が出ないように脳がうまく調整してくれています。
ですが、その負担が何週間・何ヶ月と積み重なっていくと、体にも我慢できる限界があり、
痛みというサインを出して体を守ろうとします。
だからこそ、痛みが出てしまってから慌てて対処するよりも、日頃から体にたまる疲労を
こまめにリセットし、筋肉が硬くならないようにケアをしていくことがとても大切です。
もし今、肩の痛みで困っている場合は、今回ご紹介した体操を無理のない範囲で構いませんので、
毎日少しずつ続けてみてください。
小さなケアでも続けていくことで、体の状態は少しずつ変わっていきます。
このブログの内容が、肩の痛みで悩まれている方のお役に少しでも立てれば嬉しく思います。