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食事をする時、会話をする時などに気になる顎関節症

🔸【顎関節症とは】

顎関節や咀嚼筋(顎を動かす筋肉)の痛み,顎関節雑音,開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする障害のことを言います。

🔸【顎関節症の病因】

顎関節症の発症メカニズムは不明なことが多いです。日常生活を含めた環境因子・行動因子・宿主因子・時間的因子など、さまざまな因子が積み重なり,個体の耐性を超えた場合に発症するとされています。

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▶︎日常生活を含む環境因子として,緊張する仕事,多忙な生活,対人関係の緊張などがあります。
▶︎行動因子として,硬固物の咀嚼,長時間の咀嚼,楽器演奏,長時間のデスクワーク,単純作業,重量物運搬,編み物,絵画,料理,ある種のスポーツなどがあり,習癖として,覚醒時ブラキシズム(歯ぎしり),日中の姿勢,睡眠時の姿勢,睡眠時ブラキシズムなどが挙げられます。

▶︎宿主因子には,咬合,顎関節形態,咀嚼筋構成組織,疼痛閾値,疼痛経験,パーソナリティ,睡眠障害など。

▶︎時間的因子とは,悪化・持続因子への暴露時間です。

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🔸【顎関節症の分類】

日本顎関節学会による顎関節症の病態分類(2013)。

1)咀嚼筋痛障害(I型)
咀嚼筋痛障害はの主症状としては、・筋肉の痛み ・顎を動かす時の痛 ・顎運動障害があります。

2)顎関節痛障害(II型)
顎関節痛障害は,顎関節円板障害,変形性顎関節症,内在性外傷(硬固物の無理な咀嚼,大あくび,睡眠時ブラキシズム(歯ぎしり),咬合異常など)などによって痛みや動きに異常がある病態です。
滑膜,関節円板組織,関節靭帯,関節包などの炎症や損傷によって生じます。

3)顎関節円板障害(III型)
顎関節円板障害は,関節円板の位置異常ならびに形態異常に継発する関節構成体の機能的ないし器質的障害で顎関節症の中で最も発症頻度が高く,患者人口の6~7割を占めるといわれています。

4)変形性顎関節症(IV型)
退行性病変を主徴候とした病態で,この変形性顎関節症の罹患率は加齢とともに増加する。発症頻度に性差は認められない 。
変形性顎関節症において,関節組織の老化(負荷受圧能力の低下)と関節部負荷の増大を基盤に発症するものであり発症頻度は高くない。

⭕️顎関節症と鑑別を要する疾患あるいは障害

(1)頭蓋内疾患

(2)隣接臓器の疾患:歯および歯周疾患:歯髄炎,根尖性歯周炎,歯周病,智歯周囲炎など

(3)筋骨格系の疾患
1筋ジストロフィー
2ジストニア
3ジスキネジア

(4)心臓・血管系の疾患

(5)神経系の疾患
1三叉神経痛・舌咽神経痛
2中枢神経疾患 多発性硬化症,脳髄膜疾患,など
3破傷風

(6)頭痛
1 片頭痛 片頭痛は脳の硬膜の血管の神経原性炎症で生じると考えられており(三叉神経血管説)神経血管性疼痛の一つである。
2 緊張型頭痛

🔴【顎関節の治療法】

▪️原因となる顎関節周辺の筋肉の緊張を緩める

閉口に関する筋肉として、内側翼突筋・咬筋・側頭筋があります。

内側翼突筋は深層にある筋肉なので容易には触れられませんが、咬筋や側頭筋はほぐすことができます。

これらの筋肉の、顎を動かす時の筋肉の緊張の左右差、動かしていない時の緊張差がある箇所を見つけて治療します。

▪️頚椎(首の骨)、の歪みを調整する

頚椎に歪みがあると、付着している筋肉が硬くなり関節の動きが悪くなります。それにより顎関節の動きにも影響が出ることがあります。

頚椎の歪みが起こると、顎を開ける時、筋肉が硬くなっている側に下顎がズレるような動きになってしまいます。

その状態が続くと、顎関節を支えている片側の靭帯や関節包が緩んでいき結果的に顎関節症が引き起こされるので、画像に描かれている

舌骨筋群などの動きをスムーズにする為に頚椎の調整を行います。

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顎関節症で来院された患者さんの話を聞いていると、ほとんどの方が長年悩んでおられるケースが多いです。

歯科に行ってマウスピースを使用した治療をしたり、整骨院や鍼灸院などで筋肉を緩める目的の治療をしているがなかなか改善しない

というようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。

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