整体についての考え方(痛みと歪み)

歪みを整えることも大事ですが、もっとも大事にしているのが、筋肉の伸縮性を高めて関節の動きをスムーズにし、思い通りに体を動かせるようにすること。痛みを気にせず思いきり体を動かせるようになることで、より快適で楽しい生活を過ごせることを目標にしていただくことです。
治療を進めていく上で大事なのが[痛み]にフォーカスを当てすぎないことです。痛みから早く解放されるために最も重要なのが【変化】を感じることです。どんな変化かと言いますと、
*姿勢の変化
*動きの変化
です。
ちょっとだけ、ややこしいことを言います。なんとなくでも構いませんので頭の隅にでも入れておいてください。
前提として、「痛み=歪み」ではありません。これは紛れも無い事実です。
腰が曲がった、シニアの方が必ず腰が痛いかというと、そうでもありません。
左右の肩の高さが違うからといって、下がっている肩の方が腕を挙げにくいとか、肩が凝りやすいというわけでもありません。
こういった例から言っても「痛み=歪み」とは言えません。
ただ、歪みがあるということは、その周辺の筋肉は、どちらかが縮んでいて、もう一方は伸ばされている。という現象が起こっています。
筋肉というのは、必ず骨に付着しています。なので、一方の筋肉が縮んでいたら骨はそちらの方に引っ張られ、もう一方の筋肉は伸ばされるので関節にズレが生じます。すぐに筋肉の調整をすればこのズレを改善することができるんでしょうが、症状を感じることはほぼないので、そのままの状態で日常生活を送り続けます。その状態が長く続くことでズレた関節の周辺の筋肉が縮んだまま、伸びたまま硬くなってしまい、慢性的な意味での体の歪みがうまれます。

これが俗にいう歪みの正体です。
ここで、【変化】を感じること。の話に戻りたいと思います。
体に歪みが生じるまでの過程は何となくでも、おわかりいただけたかと思うんですが、何が言いたいかというと
姿勢に歪みがあると、必ず痛みが引き起こされるわけではないですが、一方の筋肉が縮んだり伸びたりするので関節の動きに[ぎこちなさ]が生じます。体、、、いや脳というのは、今までスムーズに動かせていたものが、何かの拍子で今まで通りスムーズに動かせなくなることに違和感を覚え、最初は「なにかの勘違いか?」ぐらいで済ませるんですが、その状態が続き思い通りにいかなくなると、【痛み】を発現させ動かないようにして組織を回復さることに注力します。というところまで深ぼって考えていくと、「歪みがあるから痛い」というわけではないが、『歪みがあることで周辺の筋肉や関節の動きがスムーズではなくなるので、結果的に痛みを引き起こす(トリガー)引き金となっている』という考え方は一理あると思います。
こういった観点から考えると、1日でも早く痛みから解放させるために必要なのが
①「痛み」にフォーカスを当てさせない
②治療前と治療後での姿勢の変化を見て感じる(初めは左肩の高さが低かったのが治療後は肩の高さの左右差さがなくなった)
③例を出してお話しすると、治療前に股関節の伸展動作があまりできなかったのが、治療後は股関節や太ももの筋肉のつっぱりをあまり感じず
楽に動かせるようになった!というような変化を感じたりすること
だから[痛み]というものにフォーカスをあてるのではなく、それによって固くなった関節やその周辺の筋肉の動きを改善することで、筋肉の緊張差によって起きた体の歪みも改善されていく。そうして、姿勢や関節の動きが改善されていきます。
思い通りに、おもいっきり動かせなくなった体は、脳や体にとっては非常にストレスで、ここまでの状態になると「痛いから動かない」ではなく
『動かさないから痛くなる』に移行していきます。
以上のように、きっかけ整体院の治療に対する考え方としてもっとも大事にしているのが、
こういった考え方から当院では、『痛み』にフォーカスした治療ではなく、姿勢や体の動きを調整・改善させることで、
それで結果的に痛みが緩和されていき、知らず知らずのうちに痛みを気にせずに日常生活を送れるようになり、
より快適で楽しい人生を歩むことができる!ことを目標に持ち日々治療に励んでいます。