耳が原因で起こる【めまい】

〈3つのめまい〉
- 良性発作性頭位めまい症:三半規管の中に耳石というカルシウムの粒が入ってしまい起きるめまい
- メニエール病:内耳のリンパ液が増えて浮腫んでいる状態になることで起きるめまい
- 前庭神経炎:三半規管と脳をつなぐ前庭神経に炎症が起きて誘因なく、突然強い回転性めまいが起きる
「耳」が原因のめまいでは「意識がはっきりして、目がグルグルまわる」といった「回転性のめまい」があらわれることが多いことが特徴です。
「脳」が原因のめまいでは「意識がぼんやりして、ふらふらと浮遊感があるめまい」を感じることが多いとされています。脳が原因のめまいでは手足のしびれ、ろれつが回らない、飲み込みが困難などの症状が伴うこともあります。
【良性発作性頭位めまい症の症状】
じっとしているときはめまいが起こらないのですが、頭を動かして、決まった頭の位置でめまいが起こるのが特徴です。ただし、めまいが起こる頭の位置は、人によって異なります。寝返りをしたときや朝起きたとき、目薬を差そうと上を向いたとき、料理をしようとして下を向いたときなど、棚の高いところに手を伸ばそうとして頭を反らしたとき、など症状が起こる原因は人によりさまざまです。
回転性めまいの発作は、1度につきわずか数秒から数分で治まります。数日から数週間の間に何度も発作が起きることがあり、発作はその後徐々に自然になくなっていきます。回転性めまいには、吐き気や嘔吐のほか、眼球が一方向にすばやく動いてから、それより遅い動きで元の位置に戻ることを繰り返す特定のタイプの眼球運動(眼振)を伴うことがあります。難聴や耳鳴り(耳鳴)は起こりません。
《セルフケアのやり方》

【メニエール病の症状】
突然ぐるぐる回るような回転性のめまい発作が繰り返し起こり吐き気や嘔吐を伴う場合があります。
めまい症状は10分〜1時間以上続く場合もあり、年に数回しか起こらない方もいれば、毎日のように頻繁に症状が出てしまう方もいます。
〈主な症状〉
- めまい
- 吐き気・嘔吐
- 動悸・冷や汗
- 難聴(最初は低音域の聴力が低下する)
- 耳鳴り
- 頭痛※メニエール病は内リンパ腫により起こるとされているが、内リンパ腫が起こる理由に、疲れやストレス
寝不足、体調の崩れ、気圧の変動による環境の変化などがあります。
【前庭神経炎】
原因は分かっていませんが、ウイルスの感染や内耳の血流障害で起こると言われています。
〈主な症状〉
最初の発作から数週間にわたって軽い回転性めまいの発作が起こります。通常、最も重度のものは最初の回転性めまい発作です。
回転性めまいは最初激しく、数日のうちに徐々に弱まっていきますが、平衡障害は最大で数カ月残ります。患者に耳鳴りはみられず、通常は聴力に影響はありません。
「めまいでふらついた…」その場で実践できる対処法
❶安静・水分摂取
めまいの種類にかかわらず、まずは安静にしてください。立っていると転倒する可能性があるので、座るか、またできるならば横になってください。頭の位置を低くすることが大切です。
脱水を原因としてめまいが起こることもありますので、適量の水分を摂取してください。
❷目・耳に入る刺激を避ける
部屋を暗くしたり音楽を消すなどして、目に入る光、耳に入る音をできるだけ避けてください。
❸医療機関を受診する
❶、❷を実践してもめまいが続く、一度治まったものの頻繁にめまいが繰り返されるという場合には、医療機関を受診してください。
ぜひ、参考にしていただければと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。