【長時間のスマートフォン使用、寝ながらスマートフォンを観ている】など、使い方が原因で首や肩、腕などに痛みを抱えている人が急増中

スマートフォンの使用姿勢が原因?首・肩・腕の痛みについて
「手を後ろ(背中側)に伸ばそうとすると肩から腕にかけて痛みが出る」 「頭を後ろに反らす動き、後ろを振り向く動きをすると首から背中が痛い」 「四十肩・五十肩のような症状で、肩や腕を動かすのが痛く、動きに制限がある」
最近、このような痛みを訴えて来られる方が多いように感じます。来院時に問診や、お身体のバランスや動きの検査をしていると共通している点がいくつかありましたのでそちらをお伝えさせていただきます。
また、この記事をきっかけに、痛くならないよう、今ある痛みが悪化しないように気を付けていただければと思っておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
みなさん、こんにちは!三重県桑名市で きっかけ整体院を開業しています、院長の近藤です。 今回は、タイトルに書かせていただいているように『スマートフォンの使用』が原因で起こっていると考えられる、首や肩などの痛みについて解説させていただきます。
⭕️肩のどのあたりに痛みを感じますか
・腕を後ろに伸ばそうとすると、肩の前側が痛くなる。 ・手を挙げようとすると、肩の付け根から腕の外側が痛い。突っ張るような痛みがある。 ・右手で左肩や、左側の背中を触ろうとすると、右肩の付け根あたりが引っかかり痛みが出る。
このような症状を訴えておられる方が非常に多いです。こういった動作により痛みを感じる場合は注意が必要です。
⭕️考えられる痛みの原因
痛みの出る部分は、肩の関節の前面や前面の内側(胸側)あたりが多いのですが、このあたりが痛くなる理由の一つとして考えられるのが、筋肉や腱などに繰り返しの動作によって摩擦が起こり、それによる炎症により痛みが引き起こされることが考えられます。
なぜ、そのように摩擦が起こるのかというと、首の前面・鎖骨の周辺・前腕部分の筋肉の緊張により【姿勢が悪くなるから】です。
《考えられる、姿勢が悪くなるメカニズム》
机に肘をついた姿勢でスマートフォンを使用。うつ伏せの状態で肘をつき、上体(頭と背中)が反った姿勢のままでの使用。仰向けの状態で使用をしていると、偏った姿勢が続くため、首・鎖骨・肩甲骨周辺などの筋肉が硬くなり、結果姿勢が悪くなってしまいます。
また、ソファーに寝そべるような形で背もたれにもたれて座ったり、椅子に浅く腰掛けて背もたれにもたれかかるような姿勢を習慣的に行っていると、体全体が丸まったような姿勢になってしまうため、首・鎖骨・肩甲骨周辺などの筋肉が硬くなり、結果姿勢が悪くなってしまいます。
こうした日頃何気なくとっているスマートフォンを使っている時の姿勢が、特に何かをしてケガをしたり、傷めたりしたわけでもないのに、ある時から首や肩・背中周辺に痛みを感じるようになる原因となることがあります。
実際に、首や肩が痛くて来院された方々にお話を伺うと、
▶︎スマートフォンを使用する時間が長い(特に不良姿勢での長時間使用)
▶︎仰向き、うつ伏せ、横向きなど寝転んだ姿勢でスマートフォンを使用する習慣がある
といったような習慣がある方が多くおられます。 特に寝ながらスマートフォンを使用している習慣がある人は、今は痛みがなくても痛くなる可能性が非常に高いのでお気を付けください。
⭕️痛くならないように、痛みが悪化しないようにするにはどうすればいいのでしょうか
ここからは、痛くなった時の対策と、痛くならないようにするための予防法を解説していきます。
①ストレッチ
⚫︎特にストレッチすると効果的な箇所は、『首』『脇・肩甲骨周辺』『手首・前腕』です。 下を向いている時間が長くなると首や肩甲骨周辺の筋肉が硬くなってしまいます。肩甲骨周辺の筋肉が硬くなるとその影響で、脇や脇腹あたりの筋肉も固めてしまうことがあります。ですから、このあたりのストレッチをするのは肩の痛みを和らげたり、予防をするのに効果的です。
⚫︎また、仰向け・うつ伏せ・横向きで寝転んでスマートフォンを使用していると、手首や前腕の筋肉が硬くなります。筋肉が硬くなるだけではなく、手首の関節や肘の関節に捻れ・歪みが生じてしまいます。その結果、首や肩の痛みを誘発することがあるので、このあたりのストレッチも非常に効果的です。
⚫︎長時間、姿勢の悪い状態で座ってスマートフォンを使用している人は、『背中・腰』のストレッチも効果的です。長時間の不良姿勢、そんなに長い時間ではなくても毎日のように不良姿勢をとる習慣がある人は、背中や腰が丸くなって歪んでしまいます。これにより首や肩が前に丸くなるので肩の痛みの原因となるため、背中や腰の背骨のストレッチをして柔軟性をつくることが重要になります。
②温める
『首』『背中、肩甲骨のあたり』『手首・前腕』この部分を温め、血流を良くすることで痛みの出ている肩前面の筋肉に血液が流れ炎症した部分の回復を促すことができます。
温める方法として一番いいのが、やはりお風呂に浸かることです。お風呂に浸かる機会が少ない方、苦手だという方もおられるかと思います。その場合は、洗面所に少し熱めのお湯を溜めて、そこに肘から先をお湯に浸けるのも効果的ですので試してみてください。
また、「あずきのちから」という商品がありますが、それも『首』『背中、肩甲骨のあたり』、また『目』などを温めるのに非常に使い勝手がいいのでおすすめです。私も重宝しております。
③姿勢の改善
何より重要になるのが、やはり姿勢の改善です。ストレッチや温めて血行を良くすることは、ケアをするのに大事なことですが、”わざわざ何かをする”って結構面倒くさかったりします。当院に来られている方々にお話を伺っていても、温めるのならまだ出来そうですが、ストレッチを続けるのはなかなか難しいようです。
ですので、そんな面倒なことをしなくて済むように、首や肩・肩甲骨周辺の筋肉が固まるような姿勢をとらないようにすることが一番簡単で続けやすいと思います。いくら簡単だからと言っても今まで習慣的にやってきたことを【一気に辞める】のは、ハードルが高いので、少しずつ筋肉が固まったり、体が歪んだりする原因となる姿勢をとっている時間を減らしていくことから始めましょう。
たとえば、、
①「うつ伏せでスマートフォンの動画を観ている時間を15分までにしよう」
②「横向きに寝転んでスマートフォンを観る時は、5分おきに向きを変えよう」
③「ソファーや椅子などでもたれかかって座ってスマートフォンを観るときは20分おきに姿勢を正して座るようにする」
このように続けられそうな簡単なルールを決めて、生活習慣を変えていってみましょう。初めのうちは、”だら〜ん”と座っている方が楽だった、寝転んでスマートフォンを見るのが楽だったのが、だんだんそうじゃなくなってきたりします。最初は信じられないかもしれませんが、本当に楽に感じられるようになってきます!
ストレッチや温めたりしてケアを始めてみるのも良いですし、そういうのが面倒だなと思う場合は、少しの変化でもいいので『姿勢の改善』から始めてみてください。
⭕️さいごに
今回は、スマートフォンを使う姿勢により痛くなると考えられる『首・肩・腕』などの痛みについて解説させていただきました。誤解されたくないのは、スマートフォンの使い方が全ての痛みの原因と言いたいわけではないということです。あくまでも、首や腕などの痛みを引き起こす原因の一つであるということです。
ただ、なぜ今回このようにスマートフォンを使うときの姿勢に絞ったかというと、痛みを訴えて来られる方で今回のブログで説明させていただいた内容に当てはまる方が多かったからです。なので、きっと同じように悩んでいる人がおられるだろうと思い、このような内容で書かせていただきました。
このブログを読んで、痛みがある・なしに関わらず、「自分に当てはまるなぁ」と感じられた方は是非、今日から、『姿勢の改善』から始めてみてください。

