【腰から太ももの裏側にかけて走る痛みと痺れ感】40〜50歳代の男性のお悩み

こんにちは。三重県桑名市寿町で「きっかけ整体院」を開業しています。院長の近藤です。
今回は、40〜50歳代でデスクワークをしている方や、ランニングの習慣がある方で、腰から太ももに裏側にかけて痛みや痺れ感が走ってつらい!という悩みを抱えておられる方に向けたブログを書かせていただきます。
現在通院されている方や、過去に同じような症状で通っていただいていた方の中にも、痛みや痺れた感覚があり仕事に支障が出ていたり、ランニングなどの運動がしたくても運動をすると症状が悪化するという理由から、運動から遠ざかっていた方が多くおられました。他にも、、、
・椅子から立ち上がる時の痛み
・長時間座っていることの辛さ
・好きなランニングを諦めざるを得ない辛さ
といった悩みを抱えている方がおられます。
もしかすると、このブログをお読みのあなたも同じような症状でお悩みではありませんか?あるいは、ご家族など大切な方がこうした症状に苦しんでおられるかもしれませんね。
そんな皆さまの長年の悩みや不安が、少しでも解消されるよう心を込めて書かせていただきました。ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。
腰から太もも裏側にかけて走る痛みと痺れの原因は?
原因を知っていただくためには、身体の構造を知っていただけると理解しやすいかと思いますので。なるべく難しくならないように解説させていただきます。
【身体の構造】

腰の骨(腰椎といいます)と骨盤はこのような構造になっています。
骨と骨の間の青色の部分は椎間板(ついかんばん)と呼ばれる軟骨で、クッションの役割をしています。椎間板の他の箇所の軟骨で、よく耳にする部分があります。それが膝(ひざ)にある軟骨で、半月板(はんげつばん)です。
今回は膝の半月板は関係ないので、名前の紹介だけで止めておきます。
骨と骨の並びや椎間板はキレイに積み重なっているのがわかるかと思います。この状態が、いわゆる正常な状態です。
次の画像をご覧ください。

腰の骨(腰椎)のある箇所を拡大した画像です。
先ほどの画像とイラストのタッチが変わっているので、改めて説明させていただきます。骨と骨の間にある赤い部分が、椎間板です。
そして、骨の後ろに縦に走っている黄色い線は「脊髄神経(せきずいしんけい)」と呼ばれるものです。
こちらの画像の骨の状態は“異常”な状態なのですが、なぜこれが異常かと言うと、赤色の部分(椎間板)が後方に飛び出して、黄色の線(神経)に当たっているのがわかるかと思います。
以上が、腰・骨盤の正常な構造と、骨の並びに歪みが起こり椎間板が飛び出してしまった異常な状態の構造です。このような症状が出る疾患が、『腰椎椎間板ヘルニア』『脊柱管狭窄症』です。
▪️【痛みや痺れなどの症状が起こる原因】
① 腰椎・骨盤などの歪みや筋肉の過緊張
② 不良姿勢による身体のバランスの歪み
③ 股関節・膝・足首などの関節の歪み、筋肉の緊張
④ ストレスや慢性的な疲労、寝不足
これらの痛みや痺れを引き起こす原因について解説します。
全ての項目に共通していることは、骨格の歪みや筋肉の緊張により血流が悪くなってしまいます。そうすると筋肉を回復させるための栄養が行き届かなくなるので、筋肉は強張った状態が続きます。結果、[筋肉は強張る⇔血流の悪化]という悪循環が生まれます。次第に神経に対しても血液(栄養)が行き届きにくくなり神経伝達が低下してしまいます。この状態が続くと「痺れ」などの症状が引き起こされます。
どのようにして痛みや痺れは改善していくの?
「このままずっと痺れと付き合っていかなければいけないの?」
「病院の先生に、痺れは治るまでに時間がかかると言われたけど、どれぐらいかかるの?」
「身体の歪みって改善されるの?ずっと歪んだままじゃないの?」
当院に来られた方々は、このような不安を抱えて来院されました。痛みや痺れでお悩みのあなたも、同じような悩みを抱えているののではないでしょうか。
もし心配しておられるのであれば、安心してください。正しいケアさえ行っていれば症状は必ず良くなっていきます。なぜそう言えるのか、、それは身体には「良くなろう」という機能(=働き)があるからです。
(※良くなろう、という機能はありますが、ほったらかしにしていると改善が難しかったり、かなりの期間を要すケースが多いです。)
症状を改善させるために大事なことが【神経の伝達を改善し、血流を促進させる】ことです。そのためにできる正しいケアが「身体の歪みを改善すること」「筋肉の緊張を緩めること」です。
痛みや痺れなどの症状を改善する方法
① ストレッチ・体操(毎日5-10分)
② 適度な運動(週2-3回、20-30分)
③ 身体を温める(入浴・温熱パッド等)
④ 質の良い睡眠(7-8時間)
⑤ 専門的な治療(整体・鍼灸等)
などがあります。
〈ストレッチ・体操〉
どの筋肉が硬くなっているのか、どのように身体が歪んでいるのかによって方法も変わってくるので、「これをやればいい」というものはありません。こちらでは、よくある症例パターンに対して、指導してきたストレッチ・体操の方法をお伝えします。
1.腰の側面(横腹)あたりの筋肉を伸ばす

2.股関節の付け根(腸腰筋)を伸ばす

3.太もも裏側の筋肉を伸ばす

4.ふくらはぎ〜足裏の筋肉を緩める

5.深呼吸をして、背骨の柔軟性をつくる
すべて行う必要はありません。どれか1つか2つを10日くらい続けて行ってみてください。続けているうちに身体が軽くなってきたり、症状が軽減してきている実感があれば、その方法が合っていると思うので1ヶ月続けてみてください。
もし、あまり変化がないようなら、内別の方法を試してみてください。または組み合わせを変えてみてください。そうやって繰り返していくうちに身体に変化が出てくる方法が見つかると思いますので、それまで諦めずに続けてみましょう!
実際の症例
《症例①》50代男性
仕事柄、重たい荷物を運ぶ作業を繰り返すことが多い男性。ある時から仕事終わりに腰からおしりにかけて痛みや痺れを感じるようになった。初めの頃は、仕事終わりにたまに症状が出ることはあるけれど毎日ではなかった。次第に仕事終わりに出る痛みや痺れの頻度が増えてきたそうです。
痛みの原因として、腰や骨盤周辺の筋肉の緊張と繰り返しかかる腰への負担により椎間板が圧迫されているからではないかと考えられます。
セルフケアとして、「腰の側面のストレッチ」と「太もも裏側のストレッチ」を指導。約2ヶ月間の治療とセルフケアで症状が軽くなってきました。
《症例②》40代男性
体づくりのために、1時間程度のランニングを習慣にされている男性。ある時からランニングをしている途中に腰からふくらはぎの外側にかけて痛みと痺れを感じるようになりました。初めの頃は、ランニングを終えしばらくすると症状はなくなっていました。
そのような状態で2ヶ月ほど経過した頃に、ランニングを終えてからも症状が治まらなくなってきたので来院されました。
痛みの原因として、股関節・膝・足首などの関節の歪み・筋肉の緊張、それによる慢性的な疲労によるものではないかと考えられます。
セルフケアとして、「太もも裏側のストレッチ」と「ふくらはぎ〜足裏の筋肉を緩める」を指導。約2ヶ月間の治療とセルフケアで症状が軽くなっていきました。

まずはできることから始めてみましょう!
今年の夏は猛暑が続き、外出を控えて室内で過ごす時間が長くなった方も多いのではないでしょうか。その結果、座っている時間が増え、姿勢が丸くなったことで腰の痛みを訴える患者さんが増えています。
身体の歪みや筋肉の緊張が起こる原因は様々ですので、まずは原因を見つけることから始めましょう
原因を見つけるためにも、まずはご自身の生活スタイルを振り返ってみてください。
チェックポイント:
- 仕事や家事での作業姿勢
- 普段の姿勢の癖
- 気づいていないストレスの蓄積
- 睡眠時間や質
- 身体を冷やす習慣(冷房、冷たい飲み物など)
原因に合わせたケアを始めましょう
原因が見つかったら、それに合わせた対策を行いましょう:
- 姿勢の問題 → 適切なストレッチ・体操
- 睡眠不足 → 睡眠時間の確保
- 身体の冷え → 温める習慣を取り入れる
無理をせず、継続することが大切です
大切な心構え:
- まずはできることから始める
- ご自身にプレッシャーをかけない
- 少しずつでも長く続ける
症状は2~3回のセルフケアですぐに改善するものではありません。継続することで、少しずつ改善されていきます。
簡単なことから始めてみてください
ストレッチや体操が苦手な方は、以下のような簡単なことから始めても構いません:
- 身体を温める
- 深呼吸で背骨の柔軟性をつくる
- 軽い散歩
改善すればラッキーですし、効果がなければ別の方法を試せばよいだけです。
最後に
このブログを読んでいただいたことで、もやもやしていた不安な気持ちが少しでも軽くなれば嬉しいです。ブログを読み終えたら、ぜひ今すぐできるセルフケアを一つ試しに行ってみてください。